連続空き巣の楽しみ② 終
この話は10年以上前の実話
犯罪を助長するものではありません
Sさんは私の知らないことを色々と教えてくれました
まず大前提は『狙われたら終わり』ということです
どんな防犯対策をしていようが全くの意味がない
防犯カメラ=何故か日本の防犯カメラは後ろからコードが出ている、カメラの後ろはほとんど死角
オートロック=居住者と一緒に入れる
警備会社=駆けつけて威嚇するだけ
ジャリジャリ鳴る石=ボンドみたいなのをまく
などなど「へー」がとまりませんでした
真似する方がいると困るのでこれ以上は書けません
この国の個人情報はザル管理
金出せばいくらでも買えるらしいです
Sさんは前科ゼロ
学歴は大卒
ホントにイメージを覆す空き巣なんです
テレビで泥棒捕まえて面白おかしくやってますがあれはTVshow
Sさんには無縁の話らしいです
プロは空き巣に入るために狙いの家を調査する時は小型犬を連れていくとか
犬の散歩おじさんが身分証を持たずにウロウロしていても違和感ないですよね
Sさんは空き巣に入ると楽しみがあるらしいのです
それは冷蔵庫の中を見る事
それでだいたいの生活水準、体型、預貯金など人と成りが想像できるとか
んー確かに、よそのお宅の冷蔵庫の中って見る事ないですよね
テレビでよくやってますけど
あれはテレビ撮影用に整理整頓されたものです
- 狙われやすい家、人
- 入られても盗まれにくい場所
- 同業者
- 個人情報売買業者
など色々私の知らない話を聞けました
特に『狙われやすい家』
何度も空き巣に入られる家ってありますよね
あれって偶然ではなく『狙われやすい条件』が揃っているんです
条件を聞くと素人の私でも唸るほど「成る程」と言ってしまいます
「絶対に捕まらない様に、警戒しているので昼間の仕事を一様している」と
会社に籍が有るのと無いのとでは違いがあるらしい
『狙われたら終わり』ならば『狙われない事』が1番の防衛策では?
今はSNSでお金の話を発信する事はリスクになるのではないのでしょうか
ちなみに全く現金を置いておかないのはダメだと
同業者には悪い奴も多いので、逆上して高価そうなもの(テレビやパソコン)をぶっ壊される恐れがあるからです
美味しい馬刺しで飲み食いしながら
知らないことを知れる夜になりました