キャバクラとクラブの住み分け
以前お世話になっていた方(Kさん)に夜の社交場
キャバクラとクラブに連れて行って頂きました
Kさんは普段キャバクラには行かないらしいのですが、取引先の社長に呼ばれて仕方なく行くとの事、そこへ私も呼ばれたのです
Kさんは飲み物を聞かれると取引先の社長さんと同じ物を2つと告げ、何かよく分からない飲み物が私の前にも用意されました
30分位仕事の話をすると足早に社長は帰っていきました
別の店で誰かを待たせていたのでしょうか?
Kさんと2人で店に残された私達は「せっかくなので少しゆっくりしていこう」と注文をし直しました
Kさんは「ホットレモンティー」
私は「生ビール」を頂きました
キャバクラでホットレモンティー
私は聞いた事はありませんがボーイさんは「かしこまりました」とクロークへ消えて行きました
恐らく近所のコンビニかスーパーへ買いに走ったのでしょう
長すぎる待ち時間を経てホットレモンティーはKさんの前へ用意されました
田舎の趣味経営の喫茶店程度の紅茶にレモン汁を数滴落としたお粗末なレモンティーが登場しました
Kさんは一口飲むと「不味い」と笑っていました
新たに横に着いたキャバ嬢が「何を飲んでるんですか?」と聞くと、Kさんは「レモンティーだよ」と答えると「喫茶店じゃないんだからww」と笑われていました
セットの時間になり延長かボーイさんに聞かれると「チェック」と言いKさんはトイレへ行きました
すごく気になったので明細を覗くとレモンティーは1000円tax30%で1300円でした
キャバでは相場と言える値段だと思います
Kさんは「帰る前にお前に『良い物』見せてやる」と
行きつけの店へ連れて行ってもらいました
それがクラブでした
私の行き慣れたキャバクラとは全く違う世界でキャスト、ボーイの質が高く、客層も身なりがキチンとした方が多いように思えました
Kさんは飲み物を聞かれるとニコニコしながら「ホットレモンティー」と答えました
私は適当な芋焼酎水割りを頼みました
ボーイさんとは知り合いらしく仲良さそうに「Kさん、ホットレモンティーですが少々お時間頂きます」と言い残しクロークへ消えて行きました
直ぐに運ばれてきたドリンク
何故かKさんにはホット烏龍
私の元には注文通り芋焼酎水割りが来ました
それから私はキャバクラとクラブの違いを魅せ付けられるのでした
- キャストの肌の露出が少ない
- 化粧が薄い
- 学生敬語ではなく尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い分けがスマート
- 内装、什器、備品が豪華
- ボーイさんが清潔
- 生花が飾ってある
- 鞄を(しっかりと)預かってくれる
など数分でこれだけの違いを感じました
するとKさんの前に待ちに待ったホットレモンティーが出されると、Kさんが私に見せたかった「良い物」とはこれだなと
すぐに分かりました
ヨーロッパの何とか三世が使ってそうな、ものすごく豪華な赤く繊細な模様のカップ&ソーサーに薄輪切りのレモン
私は紅茶は嫌いですが熱々でとても美味しそう
キャバクラでキャバ嬢が「喫茶店じゃないんだからww」と言っていたのは間違いではなく、そのクオリティのレモンティーしか出せない店の問題
同じ難題を軽々とクリアしてきたクラブという所に驚きました
ホットレモンティーのクラブ料金を知りたかったのですがクラブのお会計は月末に請求書で送られてくるそうで確認出来ませんでした
いくらなんでしょう?気になります
そもそもクラブは客の財布ではなく、会社の金庫(経費)をあてにしているので客を取り合う事は無いのだとか
クラブは座って数万の世界
何となくですが少しわかった様な気がした
夜でした(。^ω^。)