金持ちの悩み④ - takaki2021’s blog

『男泣き』というか子供のように『泣きじゃくる』Kさん

50代のマジ泣きは迫力があるので少し怖い((( ；ﾟДﾟ)))

ひらがなで表すと「えーん」ではなく「おろろろ」って感じ

私は一旦Kさんと話をして少し向き合ってみる事にしました

「真面目な話をします

いいですか？

いきなり何でも出来る人はいません

出来ないことを練習し続けて出来るようになればいい

努力しても出来ないなら泣いてもいいけど

今は泣くところではないし、諦めるには早い

もう一度教えるので、一緒にやってみましょう」

うつむいたままのKさんはボソッと「コンビニの店員でもやろうかな」っと

コンビニの店員さんに失礼ですし、ふてくされてるし

ひと昔前なら髪の毛つかんで膝で眉間バコンです

社会、世間とのズレ

働かずに生きて来れてしまった代償はものすごく大きい

失敗するなら許される年頃に失敗するべきだ

50代のこの感じは何処へも通用しない

Kさんは涙を拭きながら話します

今は父親の介護をしていると

糖尿病で透析を受けていて軽い鬱病らしい

介護のために『早く帰りたい』

留守中に何かあると心配なので『電話に出たい』

その為の要望だったらしいです

お父さんから「一生暮らしていける金はあるのだから家から出なくていい。ワシが死ぬまで介護しろ」と幼い頃からずっと言われてきたみたいてす

お父さんは2度離婚しておりその度に莫大な慰謝料を払ったそう

それで二の舞を踏まないとKさんの婚姻届はお父さんが預かり、結局提出せずにお父さんが破棄したと

実際にKさん夫婦の離婚時にはお父さんがバット片手に奥さんを追い出したと

お父さんから「お前は馬鹿だからすぐ騙される！お前に寄ってくるヤツは全員、金が目当てなんだから信じるな！俺しか信じるな！」

と言われ続け育ってきたらしいです

実際に遠い親戚がしょっちゅうお金を借りに来るそうで、寄付金を募る電話やオレオレ詐欺の電話が止まないとか(後からわかったことだがKさんは詐欺メールにいちいち返答していた)

Kさんの家には確かにお金はあるそうなので

そういう情報を共有されていたのです