takaki2021’s blog

普通がキライ 倒れるなら前へ

やめられない手癖の悪さ ②

この話は10年以上前の実話です

犯罪を助長するものではありません

 

大人になったK君は何の躊躇いもなく

よそ様の物を盗むモンスターとなってしまいました

 

手口は大胆でスーパーやディスカウントショップの商管(裏口のトラック等で商品を搬入する入口)に軽バンを乗りつけて、荷物をおろしているふりをしながら、手当たり次第に積んで走り去るというもの

 

余りにも堂々たる態度に店員さんが怪しむ事は無いらしい

倉庫をウロウロしている時に

店員さんにかち合った時は、笑顔で挨拶すれば

「お疲れ様です」と言われるくらいだと

店舗が大きければ大きい程、人の出入りが激しい為、怪しまれないんだとか

 

防犯カメラもテケテケ動くコマ数が少ない物が多く(当時)犯人断定出来るような代物ではないと

 

一時期、妖怪のアニメで腕時計形の玩具が流行った時は

上記の方法で大量に手に入れて

友達やその知人に高値で売り捌いたらしい

 

商品が紛失した店舗では大パニックになったそうです

 

この国での防犯意識は非常に低く

性善説に基づいた警戒の仕方

防犯カメラの性能と監視については

海外と比較できないくらいショボいものを利用しているし

法律や警備ルールも穴だらけ

 

よくテレビで『万引きGメン』みたいな特集やってますが、K君は誰が警備員かすぐ分かるそうで、その裏をついて犯行を行っているそうです

 

あと自分以外の万引き犯もすぐ分かると

怪しい奴を尾行して万引きしたところを捕まえて脅迫する

 

意外にもスーパーの店員さん自身が万引きを行っている場合が多いと

その場合もしっかり証拠を押さえて脅迫する

 

K君は他人名義の倉庫を複数借りており

そこにストックさせて盗品を冷まし(ほとぼりがさめるまで置いておく)後に転売しています

 

一応警察から狙われた事もあり

何度か出頭するように言われたが

出頭はしていないし、逮捕には至っていない

 

 

お店からしたらとんでもない悪魔

商品1つ売って薄利を得ているのに

商品を箱ごと盗む

まさに悪魔

 

100円のお菓子1つから始まった万引きは

1回に数百万も盗むような窃盗へ

 

幼い頃の癖がやめられず、大きくなり

本人を押し潰してしまう

もう誰にもとめられない